蛹ポケット

なるものを作ってみました。




あおちゃん3、4、5号たちは、最近ご近所にやってきたアシナガバチさんにミンチにされてしまいました(泣)
終齢幼虫への脱皮間近というところで…




そして、大慌てで寒冷紗のネットをかけたのですが、前回の羽化後、不潔だからと洗ってしまったせいで、かなり縮んでいました(汗)
この間余って切り落とした部分をホッチキスでつないで、それっぽくしてアシナガバチの脅威は免れたのでした。



そして、6号たんが5日前、蛹に。前蛹の時点で、コバエみたいなのが網の中をブンブン飛び回り、あおちゃん6号にとまっているではないか!
夫が調べたところ、アオムシコバチという寄生蜂らしく、前蛹から4日までの蛹に卵を産み付け、約2週間後、蛹の体を食い破って大量のコバチがでてくるそうです((((;゚Д゚)))))))
まだ終齢幼虫のあおちゃん7号の頭にまでとまる始末(泣)



アオムシコバチというヤツは、鼻がよくきいて、触角で丁寧に丁寧に探し回って、隙あらば入り込んでやろう、卵産んでやろうと網を這い回り、一度見つけた前蛹には、人間が手で追っ払っても、しつこくしつこく前蛹を狙ってきます。ってか、あっちも必死らしく、ちょっとやそっとじゃ逃げてもくれません。
ホッチキスでつないだ隙間を見つけて入り込んだようです。



自然の摂理に任せるか、ブリーダー道を歩むのか、悩みに悩みましたが、食い破られた蛹の死骸を見るのも嫌だし、コバチがブンブン飛ぶのも嫌だし…と思い、ブリーダー道を歩む方を選びました。
積極的ではないのよね、これが(^_^;)




アオムシコバチがとまっていたので、あおちゃん6号7号もダメかもしれません。今回はアオムシコバチが産まれるかもしれないので隔離のために、蛹'sルームを作り、移動して頂きました。
あと3匹、4齢以前の幼虫がいるので、その子たちには、アオムシコバチからの保護のために使いたいと思います。



そして、その子達が巣立ったら、暫くは、山椒の木の保護のために、青虫が来ないように、ネットをかけようと思います。だってもう葉っぱほとんど無いし、山椒自体元気ないし、そもそも私たち人間が食べようと思って買ったのに、全然食べられてないんですから(笑)



アゲハ蝶を羽化させるのがこんなに大変なことだなんて知りませんでした。
1号2号たんは、ビギナーズラックだったんだなぁ。。。


あおちゃん6号

綺麗な色で、アオムシコバチに刺された痕に残る黒い点もないし、大丈夫そうなんだけどなぁ。


あおちゃん7号

こちらは前蛹の時から少し茶色っぽかったです。
蛹の色の変化は足場の環境によるようで、ザラザラしたところだと茶色く、ツルツルだと黄緑色になるそうです。
擬態ですね。こちらも痕は無いようだけど…無事を祈るばかりです。



蛹'sルーム(足場)

端材でてけと〜に作りました。羽化した蝶が掴まりやすくするために、80番のヤスリで傷をつけておきました。


蛹'sルームに入っていただきました。

蓋のアミアミからアオムシコバチが入らないように、不織布をかけました。
虫かごは、ダイソーで500円。不織布も同じコーナーにあった昆虫飼育ようのもの。



は〜、興味本位で始めたけど、けっこうお金かかるなぁ。



いい年した大人が何やっとるんかな。。。(−_−;)