新年のご挨拶 と 今年の抱負


明けましておめでとうございます。

今年の抱負を書こうとしたものの文章が長くなってまとまらず、しばらく考えていました。

結局長くなってしまいましたが、万年思春期、中二病の私の戯言にお付き合いいただけると幸いに存じます。



昨年は上京5年目にして、初めて、東京のギャラリーでのグループ展に出品することができました。しかし、その機会も活かしきれず、必死に頑張ってはみたものの、満足できる結果は残せませんでした。


私は色々な事情により、独学でやっています。専門的な教育を受けたこともなければ、伝もないので、どうやって発表の場や機会を得ることができるのか、全く分からず、目の前に現れた公募展に出品してみたり、ただただガムシャラに頑張ってきました。


元々絵の道に進んだ理由は体調不良が原因でした。働きたくてもまともに働くことができなくて、それでも何もしないのは嫌で、自分にできることは何か…と考え、元々好きだった絵を描き始めたのです。
最悪な頃の3分の1程度には回復しましたが、未だに体調は良くなく、毎日身体中のあちこちが痛く、すごく怠くて、外出も大変だったりします。


そういう訳で、そもそもの許容量が一般より大いに少ないわけですが、それでも、どうにか道を切り開きたい、自信に繋がる実績が欲しいと、辛くて仕方ない体に鞭打って、常に120%以上(いや、もっとかな)で必死に頑張ってきました。
粘土の教室代や、画材代も必要なので、目先の欲に囚われて、支離滅裂にただただガムシャラにやってきました。


しかし、どうでしょう。
結局何も手に入れられなかったし、残せなかった。残ったのは更なる体調不良ぐらいでした。
昨年は秋から年末に近づくほどに体調を崩し、最後にはギックリ背中で激痛に襲われながらの年越しでした。
闇雲に手当たり次第頑張って、身体を犠牲にしてきたツケが回ってきたんだなと痛感しました。


そろそろここらで、この負のスパイラルを断ち切らなければ!と本気で思った年末年始でした。


何年もの長きにわたって、
「自分に自信が全くもてない→焦る→闇雲に頑張る→体調を酷く崩す→創作活動を満足にできない→結果を残せない→自分に自信が全くもてない→…」
このルーチンを、目先の欲と焦りに囚われて、ずーっと続けてきた訳です。
しかし、もうすぐ36歳、残された時間が大分少なくなってきたので、ここらでスパッと断ち切らなければなりません。


ということで、前振りが長〜〜〜くなったのですが(でも経緯書かなければ、意図が分からないですよね)、今年の抱負。


1.焦りや自信のなさを手放す。
2.闇雲にガムシャラに頑張るのはやめる。食、運動、休息を大切にして、体の回復、体力増強に努める。
3.家事と創作活動の両立がしやすい環境づくり。家事をより短い時間で疲れずにできるよう、生活環境を整える。
4.目先の欲に囚われず、長い目で見て、自分がどういう生き方をしたいのか、どういう作品を残したいのか、真剣に向き合う。


2.は今年だけじゃなくて、長い年月かけて取り組まなければならないし、4.の結論も1年では出ないだろうなと思いますが、3年後位には、具体的な形に表現したいなと思います。


今はまだ、自分がどんなことをしたいのか、自分自身が定まっていないので、人に伝えることもできません。そして、よしんば作品発表やお仕事のお話をいただけたとしても、体調が悪くて満足に創作できないままでは、そのご縁を大切に、活かすことはできません。
先ずは、そこを変えられるように、5年、10年先を見据えて、今やるべきことを、情熱を持ちつつも、冷静に淡々と努力し続けたいと思います。


以上、非常に長くなりましたが、今年と、これから数年間の目標です。


私の長〜〜い 一人語りにお付き合いいただいて、本当にありがとうございました。私自身、思考の整理、目標の見える化がしたかったのです。「悶々と闇雲に」では、去年までと何ら変わりませんから。


2016年、本気で変わる覚悟をもって臨みます。どうぞ、よろしくお願い致します。


皆様方におかれましても、健康に恵まれた、幸多き一年でありますように、心よりお祈り申し上げます。



2016年1月4日 新川 佳代