モンシロチョウの幼虫

今年はラディッシュを栽培していて、モンシロチョウの幼虫(と思われる)がやってきました。
今年もやはり、蝶の幼虫を見つけると、自分達が食べるという目的から外れて、飼育、観察してみたくなりました。



モンシロチョウの幼虫は、90パーセントの確率で、アオムシコマユバチとやらに寄生されているそうで、卵、もしくは産まれたてホヤホヤぐらいに飼育箱に入れる方が無難だそうです。
私が見つけたのは2〜3齢頃なので、ちょうど寄生されるならされている頃でした。



アゲハチョウに寄生するアオムシコバチは、アゲハが前蛹になってほぼ動かなくなった頃に産卵し、アゲハの蛹の中で成長して、10〜15日後成虫になって、蛹を食い破って出てきます。対してアオムシコマユバチは、2〜3齢幼虫に産卵して、モンシロチョウが蛹になる前に、幼虫で出てきて、繭を作って、自分達が蛹になり、羽化するそうです。あ〜、きょーて〜きょーて〜(;´Д`)




惨い姿はなるべく見たくないし、2日ほど悩みましたが、昨年のアゲハチョウの羽化の感動を思い出すと、やはり、好奇心の方が勝ってしまいました。(その間に、もっと確率上がっとるやないかーい)
まだ梅雨で寒い位の日もあるし、大丈夫じゃないかという淡い期待を抱き、いざ、飼育箱へ。
昨日、かなり小さい幼虫も見つけたので、大きいのと、小さいの2匹飼うことにしました。



葉っぱごと採ってきましたが、すぐしおしおに…。
そして、ラディッシュも自分達が食べるのがなくなるのは嫌なので、今後の旺盛な食欲に備えて冷蔵庫のキャベツを入れてみました。
でも、大きい方の青ちゃんは食べませんでした。
アゲハチョウの幼虫も、山椒を食べて育ったものは、他のキンカンなどの葉は食べないそうです(逆も然りで、それまで食べて育ったもの意外の葉は食べないということ)。
小さい方はまだ順応性があるらしく、キャベツを食べたのですが、農薬がかかっていたのでしょう。すごく悶え始めて、2〜3時間苦しそうに悶絶して、何か汁を吐いて、死んでしまいました。
かわいそうなことをしてしまいました。ごめんね。



で、仕方ないので、昨日間引いたラディッシュのカイワレ(双葉)をかごに入れてみました。
でもすぐしおしおにしおれてしまうんですよね。。。
そしてたどり着いたのが、この吸水飼育システム。


小瓶に水を入れて、カイワレを挿したらけっこう口がガバガバで、溺死するんじゃないかと心配になってティッシュを詰めようとしたところ思いついたのです。



何本かのカイワレを濡れティッシュで包んで、水を入れた小瓶に挿すとカイワレに吸水され続けるし、茎の大分下の方まで食べられるし(ティッシュで包んでないと底までカイワレが挿さるので、茎はあまり食べられない)、水の中に落ちない(((o(*゚▽゚*)o)))と。
それにしても、カイワレ、昨日サラダにして食べなくて良かった〜ε-(´∀`; )



とりあえず、根っこつけたまま、ショットグラスに挿れてます。



そして、絵皿で、青ちゃん用ラディッシュ水耕栽培始めました(笑)