2014年4月納品のウェルカムボード

昨日に引き続きまして、先日納品したウェルカムボードをご紹介します。


じゃんっ♪

新川佳代 創作部分;中央の絵と、そのデコレーション・下部プレート



この額縁のお花は、新婦様のお母様が作られました(^^)
(結婚式が終わったら、このお花の額縁は写真立てとして使われ、絵は改めて別途額装します)



このお母様が、今回のご依頼主様です。
私は、作品の幅を広げたいと思い、昨年7月からクレイクラフトのお勉強に通い始めました。
そこで、ご依頼主様(Kさん)に出逢いました。
何だか意気投合して、私より18歳お姉さんなんですが、そんなこと忘れちゃう位、仲良しになりました(*^_^*)



Kさんは私が絵を描いていることを知って、HP、Blogを見てくださって、娘さんにも紹介してくださいました。娘さんも私の絵をとても気に入ってくださったそうで、あれこれ話している内に、娘さんの結婚式に向けて、二人でコラボすることになりました。



大体どんな色のお花を作るか、イメージを伺って、私も絵に取り組みました。



娘さんの前撮りのお写真や、デート中のお写真をいただいて、イメージを膨らませました。
娘さんは一度お会いしたことがあって、とても、知的で、優しくて、可愛らしい、おっとりさんな印象を受けました。新郎様はお会いしたことはないのですが、娘さんや、Kさんからお話を聞いたりして、こちらも優しくて、おっとりされた印象でした。



とにかく、美男美女で、かわいくてかわいくて.゚+.(´∀`*).+゚. 
微笑みが止まらなくって、描いていて、とっても楽しかったです♪
ずーっと写真と向き合っていると、とっても親近感がわいてきて、ご本人たちの性格が、そのまま写真の中から溢れて伝わってくるようでした。



新婦様はとにかく、笑顔がとってもキュートで!
その笑顔をどうにか表現したくって、下描きも大変苦労しましたし、着彩の時も、他の紙で、何度も練習して臨みました。



昨日書いたように、ちょっとずつリアルに移行してきていて、今回は、もっとリアルにしました。
リアルになりすぎないように、今回も力加減にとても神経を使いました。



新郎様の、包み込むような、おっとりとした優しさも表現したくって、こちらも表情の微妙な表現に力が入りました。




今回は、デコもしました。



まずは、デコなしバージョン




そして、デコありバージョン

size;SM(227×158mm)
お名前、日付は、プライバシー保護のため、ぼかしています。




この間載せたプルメリアは、新婦様のハクレイ用に作っていたのです(*^_^*)





そう言えば書き忘れましたが、今回は画面がとても小さいことと、周りにクレイのお花がくるので、ご本人たちが目立つように、お花は少なく、人物バーンって感じで描きました。





今回は本当に体調が悪くて、一冬中、何度も風邪を引いたり、ぎっくり腰になったり、顔中かぶれたり、しんどくてしんどくて、元気な時がない感じでした。
だから、絵にもなかなか本腰入らなくって、「本当に間に合わないから!どうにかしてください!頼みますよ!(泣)」って感じでした。
納品10日前になって、やっとスイッチが入って、元気になれました。
それにもひとつだけ良いことがあって、Kさんのお花の額縁の完成を見て、着彩に入れました。だから、色のイメージがしやすかったです。




お陰様で、Kさんのご主人が「二人が別々の場所で作ったのに、統一感があってすごいね」って、言ってくださったそうです(*^_^*)




肝心の新郎新婦のお二人も、とっても喜んでくださったそうで、私も感激 (≧∇≦)!!




この絵を描いている最中、Kさんと色んな話をして、改めて自分の心と向き合い、置き去りにしてきたままの思いに気付いたり、これからのあり方について、今までとは発想が大きく変わったりして、絵以外の所でも、とても心が耕されたように感じます。



絵自体も、また大きく変わったし(私の中ではね!(笑))、取り組み方に対する考え方も変わって、何か、色々ステップアップできたように思います。
そうそう、さなぎが殻を脱ぐように!



本当に、長い冬だったなぁ。。。



そしてそして、もう一人、素晴らしい陰の立役者さんが。。。
今回は、夫が本当によく頑張ってくれて、家事を一手に引き受けてくれました。
お蔭で、集中して絵に取り組むことができました。



素敵な機会を与えてくださったKさん、
陰で支えてくれた夫、
遠くから応援してくれている母、
そして、思いを馳せてくださっている多くの方々に感謝申し上げます。



ありがとうございました。