東日本大震災について

東日本大震災で被災された方々に心より御見舞い申し上げます。

そして亡くなられた多くの命に、心より哀悼の意を捧げます。



当日、私も東京で大きな揺れを感じました。本当に恐かったです。

そして、テレビから流れてくるニュースに大変な恐怖を覚えました。

友人が福島に住んでいて、本当にいてもたてもいられず、心配でなりませんでした。

その友達も無事家族揃って実家に避難できたと知り、本当に安心しました。


私も1週間東京で主人と力を合わせて頑張りましたが、実家の母の心配もあり、私自身も原発のことが不安で一時実家に避難することにしました。
主人もその方が安心だと言ってくれましたし、主人を一人残して帰ることは本当に不安で心配でなりませんでしたが、母を安心させるためにも、後々母体になるであろう自分の身体を守るためにも、帰ることに決めました。



東京にいる間、「超繊細な私にしてはけっこう大丈夫だな」と思っていましたが、福山駅に降り立った途端、一気に体の力が抜け、脚がガクガクして歩けない感じになりました。



被災地の方々のこと、亡くなられた方々のこと、原発で大変な危険のなか命懸けで作業にあたっていらっしゃる作業員の方、その家族の方々のことなど考えると本当に辛く、哀しく、胸が潰れるような思いでした。
今もそうです。


連日続くニュースに胸を痛め、また私自身も色々と先のことを思って不安になったり、「今日も主人は元気でいてくれてるだろうか…」と心配が絶えなかったりで、震災から少し時間が経った頃から、かなり精神的にまいってしまいました。


ずっと心にありつつも、ブログを更新することもできませんでした。



東京では梅の花が可愛く咲き、広島では木蓮の花が凛と美しく咲いています。
その姿を見て、何か、自然の残酷さを感じました。


しかし、春はどんどんと光を増し、木の芽は芽吹き、花々は美しく可愛らしい姿を披露しています。鳥たちもさえずり、春の到来を喜んで歌っているかのようです。


そんな姿を目の当たりにし、「自然は恐ろしく、残酷だけども、やはり自然はとても優しくいんだな」と実感しました。



一日も早く、被災地の皆さんに暖かな光が降り注がれますように、そして、一日も早く皆さんが安心して過ごせる日が来ますように、心から祈っています。